モノローグ天井桟敷

ショートでは悲劇ロングでは喜劇    本当はみんなコメディ

ちりとてちん

今週から再放送が始まった朝ドラ「ちりとてちん」がおもしろい。

勢い余って、初めてツイッターに投稿。

ちりとてちんフリーク№1
かわらけ投げに、泣いた。笑った。今週出てきたカセットテープや石の、
全編、特に終盤での使われ方が鮮やか。
しびれまんがな!

このコメント、見ていない人には全く意味がわからないだろう。
少し、かみくだいてみることに。

まず、タイトルの「ちりとてちん」。
これは落語のネタ。それに三味線の音の意味もある。
ヒロインが落語家になろうという話だからといって、
取ってつけたものではない。

たくさんの落語ネタが本編の本筋に組み込まれ、
同じ小物が全編にわたり使い尽くされるという
巧妙な仕掛けの象徴。

来週(第2週)は、三味線がフル活用されるが
それでは終わらない。
人の思いが幾重にも重なり、
小物が次第に大物に化けていく・・・

カセットテープと二つの石も同じ。
特に最後の使われ方には、○○○○○しびれた・・・

この○○○○○は、第4週以降に登場する
ある人物のセリフというか、ギャグ。
実はそれを演じている人が只者ではなかった。
吉本新喜劇ではないよ)
このことは、別の機会に。

このドラマの一般的な評価は高いし、
熱烈なファンも多い。(私もその一人)
いったいどこに魅力があるのか。

その秘密をロングで探ってみたい。

「かわらけ投げ」については、
「梅丈岳」とセットで検索できる。

それでは、また。