モノローグ天井桟敷

ショートでは悲劇ロングでは喜劇    本当はみんなコメディ

2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

お断りの仕方

キヨミの落語家宣言でツイートした。 平安の今様が現代風に蘇る。これまでは「あわれをせんとや生まれけむ B子をせんとや生まれけむ」これからは「笑いをせんとや生まれけむ 落語をせんとや生まれけむ」あの大根は蕎麦つゆに付けた残り物では? 例のそば弁当…

包み込む視線

昨日はツイッターが盛り上がっていたので、「ちりとてちん」の放送時間に合わせて2回投稿した。 #ちりとてちん 底抜けに泣き # 寿限無初冬に春の息吹き # 愛宕山 #ちりとてちん 初回から塗り重ねられてきたものが、今日キレイな模様となって花開きました。…

笑い三つに泣き一つ

狂言には笑い方が三つあるらしい。(大笑い、中笑い、小笑い)そして、泣き方は基本的に一つ。 そう教えてくれたのは、狂言方能楽師の茂山宗彦。小草若ではない。(笑)(メジャー動画サイト「狂言を楽しむ」より) 伝統芸能の家元で生まれ育った人だと知っ…

空気をかぎわける

糸子お母ちゃんのパワー炸裂。空気を読めなくても異変をかぎわける能力は健在。いや、他人の家で発揮できるところがスーパーすぎる。 疾風のようにやってくる。(疾風のようには去らないが)理屈より身体感覚。蕎麦にこだわり手の感触を大切にする。先祖はき…

長い枕は終わらない

小草若の「長い枕」は何度見ても笑える。しかし、あのワンカットにどれだけ手間隙をかけたのか。それを思うとまた笑ってしまう。 「一生懸命に製作している姿はほんまにおもろい。落語と同じや」。(笑) しかし、ただ笑いを取るだけでそこまではしないだろ…

寝床の同床異夢

今日のタイトルで少し迷った。 最初に考えたのが「官落ちの平兵衛」。九官鳥の「官」と完全の「完」を掛けたのだが、それでは物足りなくなったのだ。 「瀬をはやみ」で、師匠から逃げた長男は立ち上がり、逃げられた末っ子は落ちる。落語にオチはつきものだ…

押す視線 引く視線

四草の登場でツイッターが賑わっている。その道中の陽気なこと。(笑) 小草若が押すような視線であるのに対して四草は引くような視線。熱い視線が四草に注がれるのは無理もないかな? この二人から目が離せないが、第6週の最重要人物は草若師匠である。注…

鏡の中

第31回の、鏡にシェービングクリーム。一体誰が考えたんだろう。商売道具を大切にする本職ではありえない。候補は 1.脚本の指定2.演出3.磯七=松尾貴史のアドリブ→準備できない ということで、1か2、1と2の合作、いずれかだと思っていた。しかし…

ジャンピングボード

キヨミの里帰りは、明日への大切なステップだった。キヨミにとっても草々にとっても・・・いや、もっと多くの人に波紋が及ぶようなエピがいくつも散りばめられている。 失恋のドラマ痛みを癒そうと逃げてきた和田家は、そんな状況ではないほど経済状態の悪化…

妄想の彼方

キヨミの妄想にも変化が起きているようだ。ネガティブというより自虐的な妄想に溢れていたのが、自分に都合のいい妄想もするようになってきた。 たとえば 「キヨミって呼んでください」と草々を見つめる。 友春と結婚してすぐに未亡人。そして悠々自適な生活…

ラビリンス

一か月ほど前、「ちりとてちん」の某感想欄にこんなことを書いていた。 とうとう、朝ドラ史上最笑のお母ちゃんが戻ってきました。おかえりやす。この作品、タイトルバックは物語の絵巻物。ファーストシーン、最初の台詞などが、全体の伏線になっていました。…

ポニーテールのチャップリン

草々の髪の毛は相変わらずだが、キヨミはツインテールからポニーテールに変わっている。 心境の変化があったのか、目標が一つになったことを暗示しているのかなどと先読みすると、このドラマはつまらなくなる。「二重らせん」はゆっくりと、しかし切れ目なし…